Mountains of Madness

あらすじ

『インスマスの年代記：狂気の山脈』は、ラヴクラフト風のポイント＆クリック型グラフィックアドベンチャーです。H.P.ラヴクラフトの『インスマスの影』や『狂気の山脈にて』などの作品からインスピレーションを受け、場所やキャラクターも取り入れたこの探偵ストーリーは、インスマス、アーカム、南極といった象徴的な場所を巡る、恐ろしい謎のスリリングな捜査へあなたを導きます。あなたは私立探偵ローン・カーターとしてプレイしますが、やがて忌まわしきネクロノミコンの著者である“狂えるアラブ人”アブドゥル・アルハザード、そしてH.P.ラヴクラフト本人としてもプレイすることになります…

私立探偵ローン・カーターは、意識を取り戻すと、インスマスの近くの浜辺に横たわっていました。彼の身体は引き裂かれ、最後の一本のタバコを取り出そうとしますが、腕は言うことを聞きません。死が迫り、目に恐怖を浮かべながら、彼はショゴスとの恐ろしい遭遇を断片的に思い出します…

そして、果てしない闇が訪れる。

やがて、内なる炎が彼を目覚めさせ、完全に回復し傷ひとつなく戻ってくる――だが、彼はもはや以前の彼ではなかった。彼は恐ろしい幻視に悩まされ、言葉では表せないような恐怖の真実を暗示する悪夢に苦しめられる。自分に何が起きたのかを理解するために、彼は故郷へ戻らなければならない――だが、インスマスからの脱出は、旅のほんの始まりに過ぎなかった。彼の故郷アーカムでは、ある謎が待ち受けている。失踪事件。儀式的な殺人。そして、さまざまな人物、場所、さらには時代までもが交錯する陰謀。これは、あなたの知恵と正気の限界を試す冒険――いや、おそらくそれを超えるかもしれません。

『狂気の山脈』は、『インスマスの年代記』シリーズの最新アドベンチャーゲームです。本作はこのサーガの第1章の10年前を舞台にしており、後の物語に大きな影響を与える出来事が描かれます。古代イエメンを旅し、ネクロノミコンの著者“狂えるアラブ人”アブドゥル・アルハザードとしてプレイするほか、H.P.ラヴクラフト本人となり、自らの血脈に隠された謎を解き明かしましょう。